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蛤端(はまぐりば)とは薄板(うすいた)のひとつで、木口が蛤の口のように上下から丸みを帯びているものです。
利休形は桐木地の溜塗です。
松木地の溜塗は表千家八世そっ啄斎件翁宗左好み、その他塗物では真塗、桐蝋色塗、黒掻合塗などのものがあります。
砂張、施柚の国焼など行の花入に使います。
焼桐、焼杉、木地などのものは、草の花入に使います。
薄板(うすいた)とは…花入を畳敷の床に置く場合に、花入の下に敷く板のことです。
「矢筈板」(やはずいた)、「蛤端」(はまぐりば)、「丸香台」(まるこうだい)の三種があり、花入の真、行、草の格により使い分けられます。
矢筈板(やはずいた)は、利休形は檜木地の黒真塗で、板の木口が矢筈形で、上側の寸法が下側より一分大きく、広い方を上にし、古銅、青磁、染付など真の花入に使います。
丸香台(まるこうだい)は、利休形は桐木地の掻合せ塗で、木口は丸く、備前、伊賀、信楽など釉薬のかかっていない国焼や竹花入などの「草」の花入に使います。
その他、桐、松、杉、桧、欅を材にした「木地の蛤葉」は、草の花入としてして使われる釉薬のかからない素焼や焼〆、竹、瓢に使います。
大広間では「大板」「長板 」を使うことがあるほか、古銅の花入には「羽田盆」も使われることがあります。
籠の花入を置くときには用いないことになっています。
●蛤端(はまぐりば)・薄板(うすいた)についてはモバイルの方は商品説明をもっと見る参照
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サイズ:約横41×縦28.7×厚み0.9cm
箱:化粧箱
注意:天然の木を使用しておりますので、木目・色などは変わります。
備考:在庫ありの場合(注文日~3日以内の発送可能)